先人から受け継いだ勇壮な技。激しく時には繊細に―

 大蔵谷獅子舞保存会は、江戸時代から兵庫県明石市の大蔵町を中心に受け継がれてきた神楽獅子「大蔵谷の獅子舞」を継承、保存する目的で昭和44年に結成された団体です。毎年、稲爪神社の秋祭りの宵宮には神社の境内の前で宮入奉納を行っています。

 だんじりの上で踊ったり、肩の上で獅子を使ったり、三人が肩に乗り継いで立つなど、勇壮で高度な技を受け継いでいます。全体的には激しく、それでいて繊細に、ときには静寂に、多様性に富む二十余りの芸があります。頭(かしら)とカヤを二人で数分間舞い、ひとつの芸が終われば次の二人が交代し、踊り全体を完成させます。

★新着情報★

日本の伝統文化に親しむ年始め

2024.1.14

 明石市立西部市民会館にて見出しのイベントがあり、本団体の「大蔵谷の獅子舞」も公演をいたします。詳しくは下の案内に記載してありますので、ぜひご覧ください。

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麒麟獅子舞フェスタ2023

2023.11.12

 鳥取県鳥取市国府町にある国府町コミュニティセンターにて開催された、麒麟獅子舞フェスタ2023に、出演いたしました。日本遺産認定・国重要無形民俗文化財指定の「因幡・但馬の麒麟獅子舞」と同じ舞台で演舞させていただき、非常に貴重な体験となりました。

 また、それに関連して、MBSラジオ「松井愛のすこ〜し愛して」の関西の伝統文化を紹介するコーナーにて、「大蔵谷の獅子舞」をご紹介いただきました。

2023年(令和5年)秋祭り

2023.10.7-9

今年も無事に宮入り奉納を行うことができました。

また、町廻り(荒神払い)は雨の影響を受けながらも三日間で全行程を終了しました。

 

また、ここ三日間での当HPへのアクセス数が急激に伸びました。多くの方が当団体の保存する民俗無形文化財「大蔵谷の獅子舞」に関心を抱いていただいていることを、会員一同非常に喜ばしく思っております。

また、今後も変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2023年(令和5年)宮入り・町廻りのお知らせ

2023.10.7

 稲爪神社での宮入り奉納は、10月7日土曜日20時より行います。

 また、町廻り巡行(荒神払い)も昨年同様に行います。予定は以下の通りです。

 ※雨天の場合、中止となる場合もあります。

 

10.7 土曜日

【午前】

大蔵八幡町東端

黒橋付近

休天神社

【午後】

東仲ノ町

アスピア明石付近

魚の棚商店街

桜町

相生町

 

10.8 日曜日

【午前】

大蔵町

円乗寺付近

稲爪神社付近

大蔵院付近

【午後】

中崎公会堂

相生町西側

天文町

子午線交番付近

 

10.9 月曜日(祝日)

人丸花壇付近

大蔵本町

大蔵中町

大蔵会館付近



「大蔵谷の獅子舞」の歴史

 獅子舞の由来

【その一】

秋月種実、九州より上洛の折、大蔵谷に留まる。その時、…

獅子舞の踊りについて

大蔵谷の獅子舞には、二十余りの芸が伝承されています。また、獅子舞に付属する構成員や鳴り物などが…

親子教室

 文化庁より伝統文化親子教室事業として後援を受け、継承者を育成する教室を開催することとなりました。

PHOTO

大蔵谷の獅子舞に関する写真を掲載しています。掲載写真の募集もしております。